カナダ留学顛末記

ノートは荷物が増えるのでブログにしました

【カナダ留学】「外国人」としての生活

私が留学しているカナダ最東端のこの地域は、島全体が外来者を歓迎する性格らしく(wikipediaより)、いろいろな文化が共存しているため、「外国人」として生活するには生きやすい環境だ。そのうえで、この3週間で考えたことをまとめておく。

 

①自分はアジア人(外国人)

すごく当たり前だけれど、日本では意識しないこと。日本人だと言う前にはだいたい中国人か韓国人と間違えられる。会話の途中で訂正すると、「中国も日本も違いわからないよーハハッ」って感じの人もいれば、「本当にごめん!失礼!」とすごい勢いで謝られたこともあるので、人によって意識の差はあるみたい。私は別に間違えられても仕方ないと思っているし、実際アジア人同士でもわからないこともあるから気にしていない。

 

②「外国人」は手助けの対象になりやすい

何度か触れている通り、この地域は留学生を含めて、「外国人」に優しい。英語がほとんど全く話せない相手に対しても耳を傾ける人が多いし、学外でもで留学生に対するサポートが手厚い。そんな地域の優しさに加えて、私自身が英語が完璧じゃない「外国人」である、ということは、周囲の人にとって手助けの対象になりやすいのだと思う。例えば日本でも、海外からの観光客が道に迷っていたら、スマホを片手にうろうろしている日本人よりも声をかけやすいんじゃないだろうか。

 

③変人でもいい

日本ではよく「変わっている」と言われた。趣味から食生活、服装から物事の考え方まで。でも、ここでは私は「外国人」だから、多少変なことをしても許される。一人でフラフラ街を探索しても、おなかが空いていないから一日何も食べなくても、誰も何も言ってこない。日本では就職活動をする頃だけれど、今の私にはそれが「やりたいこと」じゃないから、英語をもっと勉強したかったから留学をした。日本人には「早くキャリアを積むべき」とか「英語が話せるのだから就活に生かすべき」とか言われる。でもその話をドイツ人にしたら、「ずっと学び続けられるのはいいことね」と言われた。

 

④(現段階では)日本よりも総じて生きやすい

確かに大変なこともある。物価は高いうえに、日本円は安い。東京生まれ東京育ちからしたら交通の便も不自由だし、信号機の見方はいまだによくわからない。税金が高い。シャワーの温度調整難しい。ウォシュレットほしい。

でも、いろいろな人に助けてもらいながら、自分らしく周りの目を気にせず生活できる環境は、すごく気に入っている。